生産系の中小企業診断士は技術士試験へ挑戦した方が良い

最近の経営工学部門の技術士第2次試験の問題を見てみると、中小企業診断士試験の事例Ⅲのような問題が出題されている。


ということは、既に技術系で生産分野の業務に携わっている中小企業診断士の方は、技術士の経営工学部門を受験されてはいかがだろうか?


例えば平成23年度の経営工学部門の技術士第2次試験の必須科目の問題を見てみよう。


Ⅱ−1
国内および中進国との競争が激化する中、企業のグローバル化が進み、製造業では海外生産比率が高まっている。このような状況に対応するためには、経営資源の更なる効率的な運用が求められている。次の問いに答えよ。

(1)企業が取り組むべき基本的な課題を3つ挙げよ。

(2)Q・C・Dそれぞれの面から解決するための具体的な方策を述べよ。


どうです?


なんか見慣れているような問題に感じませんか?


私は、生産系の業務に関わっている方は、中小企業診断士技術士(経営工学部門)の両方のライセンスをは取得ができると考えています。


順番から言うと、まず中小診断士の資格を取ってから、技術士試験を受験された方が、受験しやすいと思います。


それから、業務面でも中小企業診断士受験期間中の業務実績も加えられるので、業務履歴も充実すると思います。


もうすぐ新年度です。


挑戦してみませんか?