売れないモノを売る技術

本が山積みされた書斎の中より読書本の紹介です。


今回紹介する本は、河瀬和幸著、「売れないモノを売る技術」です。


著者の略歴を見ると、2000年に販売員として独立、東急ハンズにて8年連続で売上一位商品をプロデュースすると書いてありました。


そして、この本でもまず、売ろうとする販売力ではなく、商品をプロデュースする力が大事であると著者は説いています。


売れないモノを売る技術 (ベスト新書)

売れないモノを売る技術 (ベスト新書)


プロデュースすると言っても、そう簡単なことではないと思いました。


まず、その商品のことを知って、好きになることが必要だなということです。


売れない理由は、いくらでもあげられるが、そうではなく商品のいいところや特徴を見つける、また、こうしたらもっとよくなるのではないかという着眼点を持ついことが大事だということが、よくわかりました。


普段、百貨店などで行っている実演販売も、きちっとお客様を引きつける工夫がされているのだなということもわかりました。


お客様の目の動きが左から右、そして上から下に動くと言うのは知りませんでした。


売りたいんだけど、なかなか売れないんだと思い悩んでいる人は、本書を読まれると良いかもしれません。


売るための実践的なヒントが満載しています。