図書館で借りるJAZZアルバム−その163−

書籍の要塞と化した書斎の中の机の上のPCで聴く、図書館で借りたジャズCDアルバムの紹介です。


今回は、渡辺貞夫、「SADAO2000」です。


渡辺貞夫って、やはり世界に通じる日本のジャズ・プレイヤーの一人だと思う。


このアルバムは、非常に伸び伸びとして、肩に力の入らない演奏を聴かせてくれる。


ジャンルも、ファンク、ボサノヴァ、アフリカなど多岐にわたる。


しかし、その演奏も渡辺貞夫を吹く、サックスは伸びのある艶やかな音色を聴かせてくれる。


個人的には、4曲目の「アイ・ソート・オブ・ユー」がお奨め。渡辺貞夫のアルト・サックスが心地よい一曲です。


SADAO 2000

SADAO 2000


パーソネル:渡辺貞夫(as、ss)、リチャード・ボナ(eb、g、perc、voc、vo)、ジョージ・ホイッティー(p、key)、ジョナサン・ジョセフ(ds)


曲目
1. マタハリ・テルベナム
2. テ・ミセヤ
3. サ・ソ・ンガンド(ステップ・イン・アンド・ダンス)
4. アイ・ソート・オブ・ユー
5. ノスタルジア
6. 花の島
7. ライフ・イズ・オール・ライク・ザット(FOR SNOOPY&HIS FRIENDS)
8. バック・ヤード・スイート
9. ワン・イン・ザ・セイム
10. ポル・トダ・ア・ミニャ・ヴィーダ