ゼロ円ビジネスの罠

読書本の紹介です。


今回は、門倉貴史さん著、「ゼロ円ビジネスの罠」です。


この著者、最近、「さんまのホンマでっか!?TV」の評論家の一人として登場している人ですよね。


テレビでは、どちらかというとナヨナヨした回答をしているんですが、この本は、しっかりとした感じで書かれています。


内容は、「フリー(無料)」のビジネスモデルは、今後すべての業種でスタンダードなものになっていくのか、それとも決してそうはならず、それどころか一過性のものにすぎないのかについて、豊富な事例、経済学の知見で解説しています。


しかし、この豊富な事例で取り上げているもの中には、「ホンマでっか!?」と言いたくなるものがいくつも出てきます。


その辺の部分については、実際に読んで確かめてください。


ゼロ円ビジネスの罠 (光文社新書)

ゼロ円ビジネスの罠 (光文社新書)



クリス・アンダーソン著の「フリー」で紹介している「フリーミアム」というビジネスモデルや無料商法など、身の周りを見てみると、きちんとしたものから、怪しいものまで、この「ゼロ円ビジネス」が展開されていることが、この本を読むと理解できると思います。


この本に書かれている「ホンマでっかネタ」が、いつテレビで喋るのかが楽しみだな。