「顧客消滅」時代のマーケティング

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。

 

今回紹介する本は、小阪裕司著、『「顧客消滅」時代のマーケティング ファンから始まる「売れるしくみ」の作り方』です。

 

久々に著者の名を見たのと、『コロナ禍でも売り上げを伸ばした』という帯に興味を引かれ本書を手にしました。

 

書かれていることは、その店の「ファン」をいかに多く作って、ストックしていくかということです。

 

フラッとお店に立ち寄るようなお客をフローより、ストックの方が、今回のコロナ禍のようなことがあっても、そのお客さんはその店についてくるということで、いかに「ファン」となるべきお客さんを増やしていくか等について説明されていました。

 

フローとストックと言い方をしていますが、リピーターをいかに増やしていくかと言うことは、昔から言われてきたことです。

 

そのリピーターとインタラクティブな関係を築き上げていくところが、少し新しいところでしょうか。

 

このような時代でも、売り上げを減らさず、むしろ売り上げが向上したお店の事例等も紹介されていますので、参考になると思います。