事例問題は紙上企業診断と考えましょう!

いよいよあと2週間ですね。


平成27年度の中小企業診断士第2次試験受験生の皆さん、準備は万端でしょうか?


と言っても、何が万端かと言うのもありますから、少なくとも気持ちの上では、「ヨシ、受けて立とう」という前向きになっていれば、良いのではないでしょうか。


この間も同じようなことを書きましたが、第2次試験では診断士としての基本的な能力としての書く能力、読むということでその企業の状態を理解する能力が求められていると思います。


ということは、答案は、一種の企業診断報告です。


あなたが事例に記述されている企業の問題、課題をどう捉え、それに対して改善の方向性をどのように考え、提案するのかが問われているのです。


まずは、そういうスタンスで試験に臨んだ方が、変な落とし穴に嵌る心配はないと思います。


個々の設問に答えようとすると与件文の中に書かれていること以外に、一般的な知識で答えてしまいますが、あくまで事例に書かれている企業の診断です。


そして、その企業の情報は与件文に書かれている以外にはないのです。


あと2週間ですが、よく頭の中を整理して、試験に臨んでください。


ご健闘をお祈り申し上げます。