平成27年度の中小企業診断士第2次試験まで、あと10日ですね。
仕事をされながら、ここまで学習されてきた方、あともう少しです。
もう、いくつも事例問題を解いていることと思います。
よく、中小企業診断士第2次試験は正解がないから難しいといいますが、この試験では何を問われているのかをもう一度認識しておいた方がよいのではと思います。
以前にも書きましたが、この試験の方法は、よく考えるとコンサルタントとして必要な能力である「読む」、「書く」、「聴く」、「話す」をきちんと確認するようになっているなと思います。
この試験の中での「読む」、「書く」、「聴く」、「話す」能力について、それぞれ考えてみると
1)「読む」:書いてあることを理解している能力。具体的には、事例文に書いてある内容及び設問で問われている内容を理解していること。
2)「書く」:設問で問われている内容を理解している前提において、書き記した文章が、読み手にとってわかりやすい表現になっていること。
3)「聴く」:面接者が質問している内容を理解できていること。
4)「話す」:質問された内容に対して、相手にわかりやすい言葉で応えること。
1)、2)は記述式試験で、3)、4)が口述試験で問われていると思います。
10月25日に向けては、1)、2)がきちんとできているかを意識しながら学習されると良いと思います。
いよいよ、試験日までカウントダウンですね。
残り少ないですが、悔いのない学習で試験当日を迎えられるように頑張ってくださいね。
ご健闘をお祈りいたします。