これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。
今回紹介する本は、Hagex著、「2ch、発言小町、はてな、ヤフトピ ネット釣り師が人々をとりこにする手口はこんなに凄い」です。
この本を読んで「釣り師」ということが、何を意味するのか理解できました。
2ch、発言小町、はてな、ヤフトピ ネット釣り師が人々をとりこにする手口はこんなに凄い (アスキー新書)
- 作者: Hagex
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2014/04/10
- メディア: 新書
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「釣り師」とは、ネット上で創作話を作り、読者の反応を楽しむ人たちの総称なんですね。
そして、本書は「釣り師」達が、どういった手口で読者をダマし、そしてトリコにするのか。その鮮やかな手口の数々を解説しています。
書き手の人物設定や話の内容、読者が食いつくポイント等、いろいろなことを事前に想定し、話を組立てていく必要があることがわかりました。
また、この本で面白いのは、「釣り師」が書いた文章であるかどうかの見分け方まで、伝授しています。
まあ、これは掲示板をよく利用する人にお奨めの本です。