2回以上、起業している人たちのセオリー
これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。
今回紹介する本は、博報堂ブランドデザイン著、「2回以上、起業している人たちのセオリー」です。
「連続起業家」っているんですね。
「連続起業家」とは、二度、三度と複数回の起業を成し遂げている人たちのことだそうです。
本書は、そんな人たちの特性って、どうなんだろう?

2回以上、起業して成功している人たちのセオリー (アスキー新書)
- 作者: 博報堂ブランドデザイン
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2013/08/10
- メディア: 新書
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何か、そこには似通っているものがあるのではないか?
それは一般の人たちでも志があれば、そんな人たちをめざせるんだろうか・・・ということで、21名の連続起業家にインタビューした結果がまとめられています。
構成としては7名の起業家の方のケースを取り上げ、14名の方の特徴的な発言、そしてこれらを通して見えてきてた8つのセオリーということでまとめられています。
最後の8つのセオリーを4つずつに分け、今まであるのが当たり前のものがないのが「無のセオリー」、今までないと思われていることが連続起業家にはある「夕のセオリー」としてきれいにまとめているところは、さすが博報堂という感じがします。
ビジネス書の類なのでしょうが、起業家、それも連続起業家にフォーカスし、その特性はそういうものかということに言及しているのは、面白かったです。
読んでいて、自分としても参考にしたい部分もあり、なかなか、良い本だなと思いました。