2回以上、起業している人たちのセオリー

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、博報堂ブランドデザイン著、「2回以上、起業している人たちのセオリー」です。


「連続起業家」っているんですね。


「連続起業家」とは、二度、三度と複数回の起業を成し遂げている人たちのことだそうです。


本書は、そんな人たちの特性って、どうなんだろう?



何か、そこには似通っているものがあるのではないか?


それは一般の人たちでも志があれば、そんな人たちをめざせるんだろうか・・・ということで、21名の連続起業家にインタビューした結果がまとめられています。


構成としては7名の起業家の方のケースを取り上げ、14名の方の特徴的な発言、そしてこれらを通して見えてきてた8つのセオリーということでまとめられています。


最後の8つのセオリーを4つずつに分け、今まであるのが当たり前のものがないのが「無のセオリー」、今までないと思われていることが連続起業家にはある「夕のセオリー」としてきれいにまとめているところは、さすが博報堂という感じがします。


ビジネス書の類なのでしょうが、起業家、それも連続起業家にフォーカスし、その特性はそういうものかということに言及しているのは、面白かったです。


読んでいて、自分としても参考にしたい部分もあり、なかなか、良い本だなと思いました。