嘘の破壊

本が山積みされた書斎の中の本に埋もれそうな机の上のわずかなスペースで綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、吉良俊彦著、「嘘の破壊」です。


久々に読書後に爽やかな感じを抱いた本でした。


ここで使われている「嘘」とは、「旧来型の日本の常識」であると著者は定義している。


今まで常識と考えられていたことが、本当に今も常識なのか、「嘘の破壊」とは、「旧来型の日本の常識を破壊すること」。


それは、「私たちが生きている時代の新しい常識を創造すること」である。


嘘の破壊

嘘の破壊


この本では、そんな社会の常識13取り上げ、その向き合い方を示唆してくれている。


なんか、こういう本を読むと、気持ちがポジティブになってきます。


私が気に入ったのは、著者のコミュニケーションの定義です。


コミュニケーションとは、「他人から二四時間もうらうこと、または他人に二四時間を与えること」と定義している。


これって、この前に紹介した勝間和代さんの「ズルい仕事術」の中のレバレッジ力にも通ずるところがあり、面白いと思いました。