お客さまの「特別」になる方法

読書本の紹介です。


今回紹介するのは、小坂裕司さん著、『お客さまの「特別」になる方法 −「リレーションシップ・キャピタル」の時代」』です。


これは、この間紹介しました『「買いたい!」のスイッチを押す方法」の姉妹編として書き下ろされたものである。


前回は、買いたいスイッチを押すためには、脳科学的にいうと、ドーパミンを出すようにして、ミラーニューロンを活発にすることが必要ということでした。


すなわち、新たな発見があるような情報を提供し、それを使っているなどの疑似体験を想起させることが、買いたいスイッチを押す働きかけになるということだ。


今回は、買うお店や企業を選定するときのポイントについて述べています。


何が大事なのかというと「絆」。


人は、やはり誰かのために役に立ちたいというそういう脳の働きをするらしいです。それをここでは「利他性」という言葉を使って解説しています。



まずは、読んでみてください。


私にとっては、目から鱗が落ちるような内容でした。


そして、私のような中小企業診断士技術士といった経営や技術コンサルタントにとっても、クライアントさんと末長くおつき合いするためのヒントがここに掲載されていると思います。


面白い本です。ご一読をお奨めします。