図書館で借りるJAZZアルバム−その74−

図書館で借りたジャズアルバムの紹介です。


1枚目は、ジョン・ピザレリの「P・S・ミスター・コール」です。


このアルバムは、1994年の『ディア・ミスター・コール』に続いて,再びナット・キング・コールのトリビュート・アルバムです。


ピザレリの歌と、渋く淡々としたギターが演奏されています。

個人的には、淡白な感じがします。まっ、そんな1枚です。


P.S.ミスター・コール

P.S.ミスター・コール



2枚目は、ルイ・ベロジナスの「ライヴ・アット・トニック」です。


ルイ・ベロジナスは、1953年生まれのテナー奏者。


本アルバムでは、ウィルバー・モリス(b)とラシッド・アリ(ds)に支えられた一管トリオですさまじいサックスを披露しています。2001年1月のライヴ録音。


解説を読むと次のように書いてありました。「日本盤のタイトルだけ見てると、ベロジナスの単独リーダー作と錯覚しそうだが、やっぱりこれはアリが90年代以降展開している“コルトレーン&アルバート・アイラー・プロジェクト”のニュー・ヴァージョンと捉えるべき作品だろう。」


ということは、ドラムのラシッド・アリに注目ということで、演奏を聴くと確かに血沸き肉躍る奔放なプレイです。


ライヴ・アット・トニック

ライヴ・アット・トニック