診断士2次受験指南(直前対応)

中小企業診断士2次試験の試験日まで、約15日余りになって来ましたが、受験生の皆さま方はいかがお過ごしでしょうか?


もう、この時点でジタバタしても始まりません。今まで、学習されたことを自信にして、是非試験に臨んで頂きたいと思います。


今回は、直前対応として、私が受験した時に感じた事例への対応ポイントについてピックアップしてみました。


【ポイント1】
解答に必要な根拠は、事例与件文の記載事項のみと考えろ!


設問で要求されていることは、与件文と場合によっては設問文の中に根拠が絶対に書かれています。それを確実に捉えてください。見落とさないこと。また、自分の経験や与件文と関係ない知識を導入して解答は書かない様に心がけてください。



【ポイント2】
設問文の要求に、素直に応えること!

な〜んだ当たり前のこと言ってと思うでしょう。そう当たり前のことです、これは。今まで、模試等で返却された答案は、素直に応えていましたか?「〜の理由について述べよ」や「〜の課題を2つあげよ」のような問いがあったとき、きちんと「理由は、〜である。」
「課題は、1)〜、2)〜である。」のように、問われている内容を主語にして明示していますか?
試験ですから、素直とはそういうものだと割り切ること。



【ポイント3】
解答はクライアントへの提案書であることを忘れるな!


二次試験は、中小企業診断士として最小限必要な能力の中の診断と提案力のレベルを確かめられていると考えてください。答案は、自分で使うわけではありません。採点者の方に読んでいただき、理解していただくためのツールです。このポイントは外さないこと。お客様本位の答案作成を目指してください。



今までやられた模試や過去問など、一度やられた問題を繰返し、繰返し復讐された方が良いと思います。
残り、僅かですが、ご健闘をお祈り致します。