これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。
今回紹介する本は、河合雅司著、「未来の年表2 人口減少日本であなたに起きること 」です。
本書は、「未来の年表」の続編です。
未来の年表2 人口減少日本であなたに起きること (講談社現代新書)
- 作者: 河合雅司
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2018/05/16
- メディア: 新書
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前書を読んで、人口が減るということは、今、営んでいる生活そのものも壊れていくものだということを感じました。
このままの状態だと、これから、どうなっていくのか、さらに知りたくなり本書を手に取りました。
今回は、少子高齢化や人口減少が人々の暮らしにどのような形で降りかかってくるかを、我々のの生活に即しながら明らかにしています。
読み終わって、感じたことは、ここで提案されているように、「戦略的な縮む」ことだと思います。
政治家の方で、このようなことを口にするのは、聞いたことがありません。
また、我々も、どうしても”今”のことを考えてしまうので、そこまで考えが回りません。
しかし、本書を読むと、そんなことを言っていられないことがわかります。
一人一人が、その意識を持ち、政治へもそれを求める意識を持つためにも、本書を読まれることをお薦めします。