韓国リスク

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、室谷克実、加藤達也共著、「韓国リスク 半島危機に日本を襲う隣の現実」です。


著者のお二人は、韓国での長い記者経験を持ち、韓国を最もよく知る人物です。


本書は、そのお二人による対談をまとめたものです。


韓国リスク 半島危機に日本を襲う隣の現実 (産経セレクト)

韓国リスク 半島危機に日本を襲う隣の現実 (産経セレクト)


本の帯に『「当事者意識ゼロ」に戦慄』と書かれていますが、これは、韓国で長期間過ごした方や仕事を一緒にやったことがある方なら、感じたことではないでしょうか。


本書は、最近の韓国の動向などをベースに、文在寅大統領がどのようなことを行っていこうかということも語られています。


日韓合意の反故などを見ると、まさに、本書で述べられていることが現実化しようとしているのではないかとも思えてきます。


これからは、非韓三原則、助けない、教えない、かかわらない・・・これを実施するしかないと考えされられる本です。


北朝鮮に対しても、日米と異なる動きになる事情も本書を読むとわかると思います。


しかし、非常に困ったものです。


イムリーな本です。