欧米の侵略を日本だけが撃破した
これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。
今回紹介する本は、ヘンリー・S・ストークス著、「欧米の侵略を日本だけが撃破した」です。
著者は英国人ジャーナリスト、本書の中に書かれているが、タレントのハリー杉山氏の父でもあるらしい。
えお
本書は、アジアの中で欧米の侵略を受けることなく歩んできた日本についての著者の想いについて書かれた本である。

- 作者: ヘンリー・S・ストークス
- 出版社/メーカー: 悟空出版
- 発売日: 2017/07/14
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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最初は、日本を取り巻く北朝鮮、韓国、中国についての国の成り立ちが書かれている。
この中で、目を引いたのは金日成は実はソビエトが仕立てた人物であるといこと。
その当時、有名であった「金日成」の名を語っているだけで、本当は別人らしい。
日清戦争、日露戦争にしても、朝鮮半島を自立させなければ日本の安保に関わるから実施されたものであることが書かれている。
さらに、太平洋戦争についても、後日マッカーサー将軍は、日本は侵略のためではなく、原料確保のため、それも日本の雇用安定のために行ったものだと述べているということも書かれていた。
終盤は、日本は「神州」であることが、古事記などに書かれていることなどから書かれている。
日本と言う国がどのように歴史を刻んできたのかをきちんと知ることの必要性を本書を読んで感じました。
そして、なぜ「歴史」という教科があるのか、今の学生たちにもきちんと認識させて学ばせるべきだと思いました。