これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。
今回紹介する本は、佐藤圭一著、『選ばれ続ける必然 誰でもできる「ブランディング」のはじめ方』です。
本書は、サブタイトルのようにブランディングの本です。
選ばれ続ける必然 誰でもできる「ブランディング」のはじめ方 (講談社+α新書)
- 作者: 佐藤圭一
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2016/08/19
- メディア: 新書
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著者は、ブランディングは、あるべき姿をカタチにする「BRAND」とあるべき姿をあらゆる活動を通して伝え、浸透させる活動の「ING」に分けられると述べています。
本書で面白かったのは、あるべき姿を描くときに、自社の「理想のお客様像」を想定するというものがありました。
これは具体的に目に浮かぶぐらいの人物像を描くというものですが、この「理想のお客様像」と実際に購入している客層は違う。
実際に購入する客層は、「理想のお客様像」のライフスタイルや価値観に憧れを抱く人々だという部分です。
これは、参考になりました。
先日読んだ「こだわりバカ」にも出ていましたが、大事なことは、その企業がどういうところを目指していくのかという「あるべき姿」なのだということを再認識できました。
事例も豊富にあり、読みやすいビジネス書です。
ブランディングに興味ある方は、一読されてはいかがでしょうか。