平成28年度中小企業診断士第二次試験に向けて(5)

日中は暑かったけど、夕方ごろから心地よい風が吹いてきましたね。


リオオリンピックで、勉強なんかしていられない・・・と言う人が多いのではないでしょうか。


ここが差をつけるポイントになるかもそれませんね(笑)


さて、前回4回までは、中小企業診断士第二次試験とは、どのようなもので、いかにそれに取り組むかについて述べてきました。


今回からは、過去問を使って、解き方のプロセス、思考の巡らせ方について述べてみたいと思います。


取り上げる問題は平成25年度中小企業診断士第二次試験の事例Ⅲです。


さて、あなたは試験管が解答用紙、問題用紙を配り、試験開始の合図がされたら、まずは受験番号を解答用紙に記入すると思います。


そして、問題用紙に手を伸ばし、ページを捲り、何をするでしょうか?


事例文を読み始めますか?それとも問題を読みますか?


これは、問題を読むことから始めることをお奨めします。


何故ならば、問題文にはこれから事例文を読み、チェックし押さえておくべき個所へのヒントが散りばめられているからです。


ですから、問題文を読み、何が求められているのかをまずチェックしましょう。


そして、問題文を読む終わり、各設問で求められていることを理解したら、ラインマーカーを手にして、事例文を読み始めるようにしましょう。


事例文を読み、あっ!ここはあの設問と関係ある内容だと思われる文章や節があったら、そこをマークし、設問番号を記しておくと良いでしょう。


では、次回は平成25年度中小企業診断士第二次試験問題の事例Ⅲに取り組みます。


≪ポイント≫

・事例は問題、設問文から読み始めよう

・事例文はラインマーカーでチェックし、設問番号を書いておこう!