ルポニッポン絶望工場

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、出井康博著、「ルポニッポン絶望工場」です。


日本に来ている外国人留学生、実習生の実態について取材に基づき書かれた本です。


ルポ ニッポン絶望工場 (講談社+α新書)

ルポ ニッポン絶望工場 (講談社+α新書)


そして、この外国人留学生を増やすというのが国の政策で、その政策を推進する上で、とんでもないことが実は行われていることが、この本を読むとわかると思います。お


こういうことについては、テレビも新聞も特に報じていないので、知る由もありませんでした。


なぜ、このような報道機関が取り上げないのか、その理由も、この本を読むとわかります。


どの程度の外国人留学生や実習生が、ここに書かれている内容に該当するのかは実際にはわかりませんが、こういう実態もあるのだ・・・ということを知ることは大事なことだと思います。


普段は無関心な「移民」などの外人の日本への移住について、この本を読むと、どうしたら良いのか考える、きっかけを与えてくれるでしょう。


ある意味、裏社会のビジネス書的なところもある本です。