これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。
今回紹介する本は、小平達也著、「外国人社員の証言 日本の会社40の弱点」です。
本書は、米国、中国、韓国、インドほか17カ国の外国人社員から直接聞いた日本型組織の外国人の感覚からは奇異に思える部分を解説し、どのような対応を取ったら良いかを解説しています。

外国人社員の証言 日本の会社40の弱点 (文春新書 945)
- 作者: 小平達也
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2013/11/20
- メディア: 新書
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最初に、外国人から見た奇異な事例が書かれており、その後に解説の構成になっており、下記の章立てになっています。
第1章 職場のコミュニケーション編
第2章 ビジネス日本語編
第3章 マネジメント・チームワーク編
第4章 悩める上司編
第5章 就職活動・キャリア編
経済のグローバル化に伴い、日本企業の海外進出や日本での外国人の雇用など我々も外国人と一緒に仕事をする機会が増えています。
そのときに文化の違いなどで、日本流のやり方では外国人に戸惑いや迷い、あるいは憤りを覚えさせることも出て来ると思われます。
本書は、それを外国人が語る事例と言う形で40個挙げています。
日本の常識は、世界の非常識かもしれないということもあるのだなということが本書を読むと理解できることと思います。
これから、外国人の方と仕事をする機会がある方は一読されてはいかがでしょうか。