中小企業診断士試験を受験する人の読書戦術

中小企業診断士試験とは、中小企業診断士の資格を得るための試験で第1次試験と、それを合格すると第2次試験を受験することができます。


この試験は第1次試験が「経済学・経済政策」、「財務・会計」「企業経営理論」、「運営管理(オペレーション・マネジメント)」、「経営法務」、「経営情報システム」、「中小企業経営・中小企業政策」の7科目が2日間に渡って試験が行われます。


中小企業診断士第2次試験は、筆記試験とそれに合格した者への口述試験で構成されています。


筆記試験の試験科目は中小企業の診断及び助言に関する実務の事例Ⅰ〜Ⅳの4科目で、1日の試験となっています。


中小企業の経営課題に対応するための診断・助言を行う専門家の資する能力を有しているかどうかを確かめられるため、かなり広範囲の試験が行われます。


この科目を日々、勉強するのは特に企業に勤務されている方には、時間の確保、気力の維持等で大変だと思います。


そこで、通勤あるいは通学のときの隙間時間を利用して学習されると良いと思います。


ここでは、読書による学習法をその一つとしてお奨めします。


本は、試験に関連するものならば、好きなもので何でも良いのですが、嵩張らず、試験範囲をカバーするだけの種類も多く出ている日経文庫を私はお奨めします。


日経文庫は、ジャンルとして、A 経済・金融、B 経営、C 会計・税務、D 法律・法務、E 流通・マーケティング、F 経済学・経営学、G 情報・コンピュータ、I ビジネス・ノウハウ、N 業界研究シリーズ などの範囲にわたっており、中小企業診断士第1次試験の広範囲な試験分野をカバーしています。


新書なので、詳しくはないですが、苦手な分野や新しく学ばなければいけない分野などは入門書として気軽に読めると思います。


これから、長丁場になりますが、合格に向けて頑張ってください!