韓国のホンネ

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、安田浩一、朴順梨著、「韓国のホンネ」です。


本書は、韓国に住む人たちが、日本のこと、竹島のことなど日韓関係を実際のところは、どう考えているのかを、ジャーナリストの安田紘一氏と元在日韓国三世のライター朴順梨さんの取材でわかったことを書き綴っています。


韓国のホンネ (竹書房新書 6)

韓国のホンネ (竹書房新書 6)


私がこの本を読んで感じたのは、普通の人は日本も韓国も同じ感覚なんだなあということです。


但し、韓国の方が小さい時から教育で教えられている部分があるので、何かが刷り込まれている分、反応や思いが激しいのかなということです。


それから、国としても主義主張を国民に理解させるように金をかけているのは観光だなと思いました。


ゴテゴテの右翼の方から若者まで、また韓国に住む日本人など様々な肩を取材しています。


扱っている内容は重いのかもしれないですが、サラッとしたエッセイのような感覚で読める本でした。