海外に任す

「日経ものづくり」の2012年11月号が面白いです。


これからの時代、どのような製品を海外に任せばよいのか、その際、海外のEMS企業やODM企業とはどのように付き合っていけばよいのかが「海 外に任す」という特集で取り上げられています。


ここには、中川威雄氏の「 世界最大のEMS企業、Foxconnのものづくりがベールをぬぐ」という特別寄稿も掲載されています。


もう、大量生産やモジュール製品は国内で生産するのではなく、このような海外のEMS企業やODM企業をいかに有効に使うかなのだろう。


製造業に携わられている製品企画や生産系の方は、本誌に目を通されると良いと思います。


こういうと雇用がなくなってしまうと言うが、逆に海外に出ている企業の方が雇用が増えているというデータもある。(以前紹介した、松島大輔著、『空洞化のウソ 日本企業の「現地化」戦略』に記述されていた記憶があります)


それに、日本だけで雇用されるのではなく、海外でも雇用されるようになればよいのであって、そのためには我々の意識を変えていく必要もあるだろう。


話を横道に逸れたが、「日経ものづくり」の2012年11月号が面白いので読んでみてください。