独学術

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、白取春彦著、「独学術」です。


本書は、2006年に『勉学術』として出版されたものが新書版に成ったものだそうです。


いかに自分自身で学んでいくについて書かれた本です。



そのためには、本を読むことを著者は奨めています。


それも、図書館で借りるのではなく買って読む。


これは、書いている内容を頭の中に入れるために傍線を引いたりするために、自分の自由にできるようにすることや思いついたときに読み返すためにも、購入しなくてはならないと述べています。


宗教、特に聖書のことがわかっていないと西洋の哲学は理解できないこと、外国語の学習についてなど、自分一人で学ぶべきことが、著者独自の感覚での述べられている本です。