間抜けの構造

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、ビートたけし著、「間抜けの構造」です。


この本は”間”について、著者ビートたけしが見たいろいろな考察や感想、思いなどが書かれています。


「間抜け」って、確かに”間”がきちんと取れていないと、そういう風に見えちゃいますよね。


間抜けの構造 (新潮新書)

間抜けの構造 (新潮新書)


でも、”間”ってなんだろう。


そして、スポーツ選手や芸人などは、この”間”の取り方で一流になったち、独自の世界を開くことができることを述べています。


”間”に着目するなんて、著者の目の付け所が違うな、面白い観点だと感じたとともに、ツービートとしての漫才の”間”、映画監督北野武としての映画の”間”など、ご自身に関することも、いろいろと紹介されているのが面白く読むことができました。


この本を読んで、自分の仕事の”間”とはなんだろうかと、考えてみるのもいいかもしれません。