政治の修羅場

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、鈴木宗男著、「政治の修羅場」です。


新党大地・真民主」の代表、鈴木宗男氏が自分の政治人生を通して、交流のあった政治家の人物像や政治の裏を著しています。


政治の修羅場 (文春新書)

政治の修羅場 (文春新書)


本書を読むと政治にとってカネとは何か、権力闘争のあり方、人事をめぐる駆け引き、選挙対策の日常、官邸内部の秘密などなどが書かれているので、表で見ているだけではわからない裏側を垣間見ることができて、興味を持って読み進めることができました。


文章を読む限りでは、鈴木宗男氏は、実直な人のように感じられました。


政治の世界も人なのですね。


そして人と人との繋がりが、いろいろなところで活きてくるものなのだと思いました。


ロシアのプーチンゴルバチョフのことなども書いてあります。


鈴木宗男氏が秘書として仕えた中川一郎の他、田中角栄金丸信小沢一郎小泉純一郎等々とのエピソードも語られています。


個人的には、気に入った本なので、皆さんにも読んでいただきたいなと思います。