韓国が漢字を復活できない理由
これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。
今回紹介する本は、豊田有恒著、「韓国が漢字を復活できない理由」です。
韓国語を習っていると単語に漢字語と言って、もともとは感じで書かれていた単語が多くあります。
私は、これ漢字で表記してくれれば、意味は分かるのになあと感じていました。
そんなときに、この本に巡り合うことができました。
- 作者: 豊田有恒
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2012/07/01
- メディア: 新書
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この本は、もともと漢字を使っていた国である韓国がなぜ漢字を使わなくなったのかを推測しています。
著者の考えでは、多くの漢字語が日本から入ってきたものであるため、漢字にするとそのことがばれてしまうためであるとしています。
また、漢字の表意文字であることの利便性を述べています。
SF小説家として存じあげていたので、著者が韓国ウォッチャーであるとは知りませんでした。
お隣の国、韓国ってどんな国なのかなあと興味ある人には、面白い一冊になることでしょう。