製造業の底力

円高で、海外に生産拠点が移って日本の製造業の空洞化が言われて久しい。


今、アジアに出て仕事をしてみると、日本人は本当によく働くと思う。


というか、周囲の状況も踏まえ、適切に行動していると思う。


安価な労働力という面では海外には太刀打ちできないが、技術の面ではまだまだ力を有していると私は考えています。


アジアの国々の勢いで日本が沈んでいるように見えますが、沈んでいるんではなく力を蓄え、ダッシュをかける機会を窺っているとの気概をもって、頑張ってもらいたいです。


そのためには、既存の技術だけでなく、少し幅を広げて新たなことへ挑戦してください。


日本の製造業に足りないとするならば、それは遊び心かもしれません。


逆に言えば、それだけ真面目で真摯に仕事に取り組んでいるのでしょうが、その点ではアジアの他の国々に引けを取っているような気もします。


日本の製造業の底力を発揮しましょう。