コアコンピタンス

中小企業診断士は、よく御社の強みは何ですか?もうちょっと、恰好つけてこあコンピタンスは何ですか?なんて、経営者の方に質問をする。


しかし、その問いに堂々と答えてくれるような経営者が少ないのも事実である。


なんとなく、体感的にはわかっているのだけれど、それを言葉に表せない。


また、言葉に表しても現象的なことを捉えて、その奥にある真の強みの部分まで見いだせていないことが多い。


なんで、こんなことを書くかというと、コアコンピタンスについて追求し、ようやく見えてきたら、その強みを活かすことであれもこれも応用が効くみたいに、事業の拡張性が見えてくる。


また、営業ツールにしても、全てがストーリー性をもった資料に変えることができるなど、かなり幅を持って改革ができる。


などといった効果が支援先の企業で、出てきたからだ。


その企業はSWOT分析をやっていたが、既にある方向性をもって恣意的に作ったようなものであった。


しかし、この議論をしていくうちに、SWOTの重要性も認識してもらえ、見直してくれることになった。


コアコンピタンス・・・これを認識することは、重要だと改めて感じました。