図書館で借りるJAZZアルバム−その216−

読書が終わった本が山積みにされた書籍の要塞と化した書斎の机の上のPCで聴く、図書館で借りたジャズCDアルバムの紹介です。


今回紹介するアルバムは、マイルス・デイヴィス、「ライヴ・アット・モントルー」です。


このアルバムは、ジャズ界の巨人マイルス・デイヴィスが死の直前に、クインシー・ジョーンズらと共に遺したアルバムです。


「CDジャーナル」データベースには、この作品のことが次のように書かれています。


最後まで前進を続けてきた帝王マイルスが、死の直前になって過去を振り返った。それが91年7月のモントルー・ジャズ祭だった。

この作品はその模様を収録したもので,盟友クインシーの編曲と豪華な伴奏陣をバックに、往年の名曲を見事に再演している。


ライヴ・アット・モントルー

ライヴ・アット・モントルー


そんなことを知るとマイルスの演奏するトランペットの音色は情熱とともに哀愁も感じられてしまいます。


アーティスト
マイルス・デイヴィス(tp) クインシー・ジョーンズ(コンダクター)、 ザ・ギル・エバンス・オーケストラ、 ジョルジュ・グルンツ・ジャズ・コンサート・ジャズ・バンド


曲目
1. (クロード・ノブスとクインシー・ジョーンズによるイントロダクション)
2. バップリシティ
3. (「マイルス・アヘッド」メドレーのイントロダクション)
4. スプリングヴィル
5. メイズ・オブ・カディツ
6. デューク
7. マイ・シップ
8. マイルス・アヘッド
9. ブルース・フォー・パブロ
10. (「ポーギーとベス」メドレーのイントロダクション)
11. オルゴン
12. ゴーン,ゴーン,ゴーン
13. サマータイム
14. ハニーマン
15. パン・パイパー
16. ソレア