図書館で借りるJAZZアルバム−その191−

読み終わった本が積み上げられた書籍の要塞と化した書斎の中で聴く、図書館で借りたジャズCDアルバムの紹介です。


今回紹介するCDアルバムは、アジザ・ムスタファ・ザデ、「JAZZIZA」です。


アジザ・ムスタファ・ザデという名前、米英仏独伊の人ではないだろうなという感じがする。まさにその通りで、この人、アゼルバイジャン出身のピアニストだ。


聴くと非常に不思議な感覚の音楽だ。民族音楽的な要素とジャズ、ロック、クラシックを融合させたような独特の雰囲気を醸し出している。


Jazziza

Jazziza


全12曲中自作曲は4曲で、その他の曲はスタンダード・ナンバーである。


このスタンダード・ナンバー、彼女はありきたりの演奏をしていないので、独得な雰囲気を味わえるのだと思う。


このアルバムでは、彼女のピアノだけでなくヴォーカリストの側面も出している。


パーソネル
アジザ・ムスタファ・ザデ(p、vo)、 フィリップ・キャサリン(g)、 トゥーツ・シールマンス(harmonica)、他


曲目
1. ラヴァー・マン
2. サニー・レイン
3. マイ・ファニー・ヴァレンタイン
4. スクラップル・フロム・ジ・アップル
5. キャラクター
6. ネイチャー・ボーイ
7. ユーヴ・チェンジド
8. バタフライ
9. 黒いオルフェ
10. ハウ・インセンシティヴ
11. テイク・ファイヴ
12. アイ・キャント・スリープ