採用は2秒で決まる! 直感はどこまでアテになるか?

読書本の紹介です。


今回、読み終えた本は、マルコム・グラッドウェル著、勝間和代訳、「マルコム・グラッドウェル THE NEW YORKER 傑作選3 採用は2秒で決まる! 直感はどこまでアテになるか? (マルコム・グラッドウェルTHE NEW YORKER傑作選)」です。


2月26日、3月10日に、紹介しましたシリーズの最終巻で傑作選3です。


ここで収録されているコラムは、ベストセラーになった「第1感」や「天才!」の原点であろうと思われる作品があり、第2巻に続き面白い内容になっています。


心理学、統計学、それに社会学など様々なデータを駆使して、問題の本質に迫ってくるマルコム・グラッドウェルの本領を発揮している作品集です。



今回は第14章〜第19章までの6章が収められていますが、どれも甲乙つけがたい面白さです。


好みで言うならば、私は、第14章「大器晩成 天才=早咲きの花か?」と第16章「危険なプロファイリング 犯罪者分析は容易につくられる」です。


読み終わってみると、人間の直感には素晴らしい能力がありますが、同時に大きな「落とし穴」もあるということを認識させられる内容です。


興味ある方は、ご一読ください。