図書館で借りるJAZZアルバム−その183−

読書本が山積みにされ、書籍の要塞と化した書斎の中で聴く、図書館で借りたジャズCDアルバムの紹介です。


今回紹介するアルバムは、アブドゥーラ・イブラヒム、「エカパ・ロドゥモ」です。


アブドゥーラ・イブラヒムなんて聞いたことなかった人です。


この人、1934年10月9日、南アフリカ連邦ケープタウン生まれのジャズ・ピアニスト。


同地で60年にコンボを結成し、62年に渡欧し、デューク・エリントンの目にとまり、本格的にデビューを果たすことになったそうです。


65年に米国に渡り、エルヴィン・ジョーンズのグループに参加。セロニアス・モンクやエリントンの影響を大きく受けつつ独自の音楽性を確立した。


パーカッシヴで独特の間を取ったプレイに定評があり、もともとは“ダラー・ブランド”と名乗っていたそうです。


エカパ・ロドゥモ

エカパ・ロドゥモ


このアルバムは、最も古い歴史を有する北ドイツ放送協会のビッグバンドであるNDRビッグバンドとのコラボレーションです。


パーカッションやドラムが、アフリカをイメージさせるようなリズムを叩き出しています。


結構、聴き入ることができるアルバムです。



アーティスト:アブドゥーラ・イブラヒム+NDRビッグバンド


曲目
1. クラマット
2. アナウンスメント
3. ミンディフ
4. アナウンスメント
5. ブラック・アンド・ブラウン・チェリーズ
6. アナウンスメント
7. プーレ
8. アナウンスメント
9. アフリカン・マーケット
10. フーザ・トワナ
11. アナウンスメント
12. デューク