図書館で借りるJAZZアルバム−その182−

読み終わった本が積み上げられた書籍の要塞と化した書斎の中で聴く、図書館で借りたジャズCDアルバムの紹介です。


今回紹介するのは、「THAT’S JAZZ」です。


レーベルを越えたジャズの名演を収めたベスト盤です。


ベツレヘム,サヴォイを筆頭に、ブルーノート、ヴァーヴ、インパルスの音源も使用しています。


どれもモダン・ジャズ黄金時代の雰囲気を伝える名演ばかりです。



これは、ジャズ初心者の入門用の一枚と言っていいかもしれません。


3曲目に入っている、キャノンボール・アダレイのアルトサックスとマイルス・デイビスのトランペットによる「枯葉」はいつ聴いてもいいですね。


4曲目のソニー・スティットの艶やかで、伸びのあるアルトサックスの音色は、聴いていると音に溶け込みたい気分になってくるし・・・、堪らないですね。


ホント、いろいろな名演奏が一枚に収められていて、お得感満載のアルバムです。



曲目
1. ファイヴ・スポット・アフター・ダーク(カーティス・フラー)
2. バードランドの子守唄(クリス・コナー)
3. 枯葉(キャノンボール・アダレイ・フィーチャリング・マイルス・デイヴィス)
4. ヴァーモントの月(ソニー・スティット)
5. マイ・ベイビー・ジャスト・ケアズ・フォー・ミー(ニーナ・シモン)
6. クレオパトラの夢(バド・パウエル)
7. 縁は異なもの(パット・モラン・カルテット)
8. チーク・トゥ・チーク(メル・トーメ)
9. デサフィナード(ゲッツ~ジルベルト)
10. モーニン(アート・ブレイキー)
11. レフト・アローン(マル・ウォルドロン)
12. チム・チム・チェリー(ジョン・コルトレーン)
13. パーカーズ・ムード(チャーリー・パーカー)
14. オール・オブ・ミー(ミルドレッド・ベイリー)