ケチャップの謎 世界を変えた“ちょっとした発想”

読書本の紹介です。


今回読み終わって紹介する本は、マルコム・グラッドウェル著、勝間和代訳、「マルコム・グラッドウェル THE NEW YORKER 傑作選1 ケチャップの謎 世界を変えた“ちょっとした発想” (マルコム・グラッドウェルTHE NEW YORKER傑作選)」です。


マルコム・グラッドウェルは現在雑誌『ニューヨーカー』のスッタフライターとして活躍中とのこと。


その彼が、『ニューヨーカー』に掲載されたの歴史的名コラム6本を収録したのがこの本です。



第1章 TVショッピングの王様
第2章 ケチャップの謎 
第3章 ブローイング・アップ(吹っ飛び)の経済学
第4章 本当の髪の色 
第5章 ジョン・ロックの誤解
第6章 犬は何を見たのか?


私は、この著者の書籍は、「急に売れ始めるにはワケがある」、「第1感」、「天才」を読んでいます。


着眼点と、そこからの展開が面白いのがこの著者の特徴だと思います。


本書もその点は変わらないのですが、訳がかなり堅いというか、ぎこちなさを感じました。


勝間さんが訳になっていますが、前回訳された「天才」のときと訳調が異なるように感じます。その点が残念です。


とは、言ってもマルコム・グラッドウェルの着眼点と話しの運び方は、感心させられるし、こういう展開の仕方があるのかと参考になります。


人気があるコラムリストということも頷けますよね。