読書本の紹介です。
今回読み終わって紹介する本は、マルコム・グラッドウェル著、勝間和代訳、「マルコム・グラッドウェル THE NEW YORKER 傑作選1 ケチャップの謎 世界を変えた“ちょっとした発想” (マルコム・グラッドウェルTHE NEW YORKER傑作選)」です。
マルコム・グラッドウェルは現在雑誌『ニューヨーカー』のスッタフライターとして活躍中とのこと。
その彼が、『ニューヨーカー』に掲載されたの歴史的名コラム6本を収録したのがこの本です。

マルコム・グラッドウェル THE NEW YORKER 傑作選1 ケチャップの謎 世界を変えた“ちょっとした発想” (マルコム・グラッドウェルTHE NEW YORKER傑作選)
- 作者: マルコム・グラッドウェル,勝間和代
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/07/07
- メディア: ハードカバー
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第1章 TVショッピングの王様
第2章 ケチャップの謎
第3章 ブローイング・アップ(吹っ飛び)の経済学
第4章 本当の髪の色
第5章 ジョン・ロックの誤解
第6章 犬は何を見たのか?
私は、この著者の書籍は、「急に売れ始めるにはワケがある」、「第1感」、「天才」を読んでいます。
着眼点と、そこからの展開が面白いのがこの著者の特徴だと思います。
本書もその点は変わらないのですが、訳がかなり堅いというか、ぎこちなさを感じました。
勝間さんが訳になっていますが、前回訳された「天才」のときと訳調が異なるように感じます。その点が残念です。
とは、言ってもマルコム・グラッドウェルの着眼点と話しの運び方は、感心させられるし、こういう展開の仕方があるのかと参考になります。
人気があるコラムリストということも頷けますよね。