図書館で借りるJAZZアルバム−その166−

書籍の要塞と化した書斎の中の机の上のPCで聴く、図書館で借りたジャズCDアルバムの紹介です。


今回紹介するのは、テレンス・ブランチャード、「レッツ・ゲット・ロスト」です。


トランペット奏者テレンス・ブランチャードによる、ジミー・マクヒュー作品集です。


クレジットを読んで初めて知りましたが、マクヒュー(1896-1969)という人は、アメリカを代表するコンポーザーだそうです。


この人、1920年代から 1950年代にかけて、映画やミュージカルの曲を多数書いたそうで、その作品の多くはいまや、スタンダードとして幅広く親しまれています。


今回初めて私がこの人の存在を知ったように、それ程の人なのに、ジョージ・ガーシュウィンコール・ポーターほど有名ではありません。


レッツ・ゲット・ロスト?ジミー・マクヒュー作品集

レッツ・ゲット・ロスト?ジミー・マクヒュー作品集


このアルバム、そういうマクヒューにスポットライトを当てています。


ボーカルにダイアン・リーヴスカサンドラ・ウィルソンダイアナ・クラール、ジェーン・モンハイトという4人の女性歌手を起用しているが、これがすばらしいです。どのボーカルの聴いていて、その曲にのめり込まれるような感じでした。


ダイアナ・クラールは、冒頭の「レッツ・ゲット・ロスト」これ1曲のみで、ほかの3人は2曲ずつ歌っています。


パーソネル:テレンス・ブランチャード(tp)、エドワード・サイモン(p、2-10曲目)、テレック・ニーヴァーゲルト(b)、エリック・ハーランド(ds)、ブライス・ウィンストン(ts、3,5,7曲目)

ボーカル:ダイアナ・クラール(1曲目)、ジェーン・モンハイト(2,7曲目)、ダイアン・リーヴス(4,9曲目)、カサンドラ・ウィルソン(6,11曲目)


曲目
1. レッツ・ゲット・ロスト
2. トゥー・ヤング・トゥ・ゴー・ステディ
3. ユア・ア・スウィートハート
4. アイ・キャント・ビリーヴ・ザット・ユア・イン
5. アイム・イン・ザ・ムード・フォー・ラヴ
6. ドント・ブレイム・ミー
7. 捧ぐるは愛のみ
8. エグザクトリー・ライク・ユー
9. キャント・ゲット・アウト・オブ・ディス・ムード
10. ロスト・イン・ア・フォッグ
11. サニー・サイド・オブ・ザ・ストリート