読書本の紹介です。
今回は、島地勝彦著、「愛すべきあつかましさ」です。
この本では、単なる自分勝手なあつかましさではなく、相手を思いやる気持ちを持った「愛すべきあつかましさ」の大切さを説いています。
著者が週刊プレイボーイの編集に携わった時代のあつかましき人物として、柴田錬三郎、今東光、開高健との交友にまつわるあつかましきエピソード。
そして、歴史上のあつかましき人物として、ウィンストン・チャーチルなどを挙げて、人物の足跡を著しています。
- 作者: 島地勝彦
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2010/12/01
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 4回
- この商品を含むブログ (7件) を見る
この閉塞した日本を打開するためには、愛すべきあつかましさを遺憾なく発揮できるリーダーの必要性を説いています。
様々なエピソードも面白いのですが、やはりここに登場してくる人物のように、あつかましくも愛すべき人間になりたいなどど憧れてしまいます。
ユニークな人生啓蒙書といえる書籍です。