愛すべきあつかましさ

読書本の紹介です。


今回は、島地勝彦著、「愛すべきあつかましさ」です。


この本では、単なる自分勝手なあつかましさではなく、相手を思いやる気持ちを持った「愛すべきあつかましさ」の大切さを説いています。


著者が週刊プレイボーイの編集に携わった時代のあつかましき人物として、柴田錬三郎今東光開高健との交友にまつわるあつかましきエピソード。


そして、歴史上のあつかましき人物として、ウィンストン・チャーチルなどを挙げて、人物の足跡を著しています。

愛すべきあつかましさ (小学館101新書)

愛すべきあつかましさ (小学館101新書)


この閉塞した日本を打開するためには、愛すべきあつかましさを遺憾なく発揮できるリーダーの必要性を説いています。


様々なエピソードも面白いのですが、やはりここに登場してくる人物のように、あつかましくも愛すべき人間になりたいなどど憧れてしまいます。


ユニークな人生啓蒙書といえる書籍です。