図書館で借りるJAZZアルバム−その157−

書籍の要塞と化した書斎の中の机の上のPCで聴く、図書館で借りたジャズCDアルバムの紹介です。


今回は、小曽根真トリオ、「ディア・オスカー」です。


小曽根さんがトリオのメンバーを引き連れ、オスカー・ピーターソンへ捧げたアルバムです。


オスカーは彼がジャズ・ピアノを始めるきっかけになった人だそうです。


それで、初期の小曽根さんはオスカー風に弾いたということです。


ディア・オスカー (オスカー・ピーターソンに捧ぐ)

ディア・オスカー (オスカー・ピーターソンに捧ぐ)


そこから脱して、今のスタイルを作り上げた価値ある一枚のアルバムです。


まさに守・破・離の世界ですね。


冒頭の2曲は小曽根の作曲、3、5、6、7、9曲目はオスカー・ピーターソンの作曲です。


パーソネル:小曽根真(p)、北川潔(b)、クラレンス・ベン(ds)


曲目
1. ディア・オスカー
2. テスト・オブ・タイム
3. ホイートランド
4. 枯葉
5. ランド・オブ・ザ・ミスティ・ジャイアン
6. シティ・ライツ
7. ポッサ・ビギン
8. クバノ・チャント
9. ブルース・エチュード
10. エグザクトリー・ライク・ユー