生産系コンサルタントの道 Wライセンス取得の奨め(6)

前回までは、中小企業診断士第1次試験について、試験概要や各科目の特徴などを書いていました。


今回は、話を技術士の第1次試験の方に振ることにします。


技術士第1次試験は、基礎科目、適性科目、専門科目、共通科目(免除要件有)の受験科目の構成になっています。


大学で理工学部を卒業していない人は、共通科目(数学、物理、化学、生物、地学から2科目選択)の受験が必要になります。


大学で理工学部系を卒業している人や所定の国家資格がある人は、この共通科目は受験免除になります。



その際、受験申込の時に、
所定の学歴で免除の場合は、 卒業証書のコピー又は卒業証明書
所定の国家資格で免除の場合は、 資格の認定証・登録証・免状のコピー等が必要になります。



試験は、マークシート形式(五肢択一式)で行われます。



各科目の概要は以下の通りです。

☆基礎科目:科学技術全般にわたる基礎知識を問う問題


☆適性科目:技術士法第四章(技術士等の義務)の規定の遵守に関する適性を問う問題


☆共通科目:技術士補として必要な共通的基礎知識を問う問題
(数学、物理学、化学、生物学、地学のうち受験者があらかじめ選択する2科目)


☆専門科目:受験者があらかじめ選択する1技術部門に係る基礎知識及び専門知識を問う問題



次回は、基礎科目及び適性科目の詳細について述べたいと思います。