成功者に学ぶ、ビジネスの知恵
今日は、午後からさいたまスーパーアリーナで、「新事業創出フォーラムin埼玉」に参加してきました。
私は、2つの特別講演を聞きました。
特別講演1は、株式会社ローソン代表取締役CEOの新浪剛史氏の「流通イノベーション 〜ローソンチャレンジと次世代コンビニ〜」です。
ローソンが展開している様々なコンビニエンスストアの形態を知ることが出来ました。
生鮮コンビニ、調剤薬局と組んだファーマシーローソン、病院内に設置しているホスピタルローソン、アルミレックスローソン、お弁当をその場で簡易調理する厨房付ローソン、郵便局ローソン、地方の特産品を扱うアンテナショップローソンなどなど。
話を聞くと確かに様々な形態のコンビニエンスストアが現在はあるのだなと思いました。
面白かったのは、POSデータは役に立たないという話。
コンビニでは、購入時年齢層をPOSデータでインプットしているそうですが、データの約6割は間違っているらしいです。
これからは、カードデータをいかに制するかがコンビニ盛衰のポイントとのことでした。
カードには、カード所有者の属性が入っているので、リピートの有無まで終えるとのことでした。
特別講演2は、株式会社星野リゾート代表取締役社長の星野佳路氏の「勝ち続ける組織への模索 〜リゾート再生の現場から〜」
冒頭日本の観光産業の現状、そして星野社長が考える組織論の構成でした。
観光産業は成長産業とのこと。まだまだ伸びる要素はあると言うことでした。
組織論については、仕事が楽しい環境をつくり出すということで、仕事が楽しめる環境として、次の7つを挙げ、それぞれについて説明するというスタイルでした。
仕事が楽しめる環境
1.ビジョン、価値観の共有
2.コンセプトの共感
3.会社情報/意思決定プロセスの公開
4.フラットな組織
5.醍醐味満喫
6.自分で目標・領域をコントロール
7.ダイレクトな報酬制度
午後は有意義な時間を過ごすことができました。