残念な人の思考法

読書本の紹介です。山崎将志さん著、「残念な人の思考法」です。


この本で定義されている「残念な人」とは、ちゃんとした学校を出て、立派な資格も持ち、やる気も十分にあり、夜遅くまで一生懸命に働いているのに、結果が出ない。そんな人たちのことを言っている。


なぜ、能力もあるのに、残念な人になってしまうのだろう。


著者は、それは論理構築するときの前提条件の設定が、ずれているからだと述べている。


この考え方、私にはピタッと嵌りました。まさに、身近に当てはまる人物がいるからです。ある人はその人を称し、「あれだけ、無駄なことに力をかける人は初めて見た」と言っていました。
世の中には、やはり「残念な人」がいるんです。


残念な人の思考法 日経プレミアシリーズ

残念な人の思考法 日経プレミアシリーズ


この本は、そんな頭は悪くなくても仕事ができない人、またはそのようになりたくない人、そんな人が身近にいるんだけれどその対応に苦慮している人に書かれているのではないかと、勝手に想像している。


まさに、日々の仕事に応用できるプライオリティ思考法のヒントを紹介している。取り上げられている事例も面白く、飽きることなく読み進めることが出来ます。


お奨めの一冊です。ご一読されてはいかがですか。