図書館で借りるJAZZアルバム−その90−

書籍の要塞と化した書斎の中で綴る、図書館で借りてきたジャズCDアルバムに紹介です。


1枚目は、エリック・リードの「ピュア・イマジネーション」です。


この人のピアノ、聴いているとタッチが強いですね。音が立っているような感じで聴こえてきます。


このアルバムは、スタンダードなミュージカル曲集になっています。しかし、そこはジャズ、なかなかのアレンジです。ロマンティックに迫ったり,グルーヴィに弾きまくったり,あるいはゴスペル風に味付けしたりと,それぞれの曲の料理法もなかなか個性的です。


その辺を楽しみながら、聴いてはいかがでしょうか。


個人的には4曲目のタイトルにもなっている「ピュア・イマジネーション」がお気に入りです。


ピュア・イマジネーション

ピュア・イマジネーション


メンバー:エリック・リード(p)、レジナルド・ヴィール(b)、グレコリー・ハッチソン(ds)


曲目
1. オーヴァーチュア
2. 「ウエスト・サイド・ストーリー」~マリア
3. 「王様と私」~ハロー、ヤング・ラヴァーズ
4. 「夢のチョコレート工場」~ピュア・イマジネーション
5. 「42ndストリート」~42ndストリート
6. 「リトル・ナイト・ミュージック」~センド・イン・ザ・クラウンズ
7. 「ポーギーとベス」~マイ・マンズ・ゴーン・ナウ/ゴーン、ゴーン、ゴーン
8. 「踊る騎士」~ナイス・ワーク・イフ・ユー・キャン・ゲット・イット
9. 「回転木馬」~ユール・ネヴァー・ウォーク・アローン
10. 「ガール・クレイジー」~アイ・ガット・リズム
11. フィナーレ




2曲目は、ビル・エヴァンスの「ソウル・インサイダー」です。


全編ファンク・ジャズ。熱くソウルフルな演奏が展開されています。


私は、この手のジャンルが好き、それも好きな楽器のサックス。このビル・エヴァンス、なかなかソウル・スピリットを持っているようで、演奏が熱い、熱い。


バリトンからソプラノまで、4本のサックスを自在に操っています。昔のデビッド・サンボーンを彷彿させるような感じを受けました。


これから、気合入れて何かをやろうという人が聴くと、良いんじゃないかな。


ソウル・インサイダー

ソウル・インサイダー


メンバー:ビル・エヴァンス(sax)、リッキー・ピーターソン(key)、ディーン・ブラウン(g)、ジェイムス・ジナス(b)、ティム・レフェーバー(b)、スティーヴ・ジョーダン(ds)、ドン・アライアス(perc)、他
ゲスト:ジョン・スコフィールド(g)、レス・マッキャン(vo)


曲目
1. ヴァンス・ジョイント
2. クール・エディ
3. ルーズ・マイ・ナンバー
4. チークス
5. ユー・シュア・ルック・グッド・トゥ・ミー
6. ビッグ・ママ
7. スニーキー
8. ギミー・サム
9. オールダー・デイズ
10. サンプ
11. ショーティー・シャッフル
12. ソウル・バップ