図書館で借りるJAZZアルバム−その82−
図書館で借りたジャズCDアルバムの紹介です。
1枚目は、マル・ウォルドロンの「レフト・アローン」です。
1曲目のレフト・アローンはジャッキー・マクリーンのアルトがせつなく、メロウな感じで響いていく。
このアルバムは、ジャズ・ヴォーカル史上最高の女性歌手といわれたビリー・ホリディのピアノ伴奏者をきわめたマル・ウオルドロンが、ホリディの死後に捧げた追悼アルバムです。
解説を読むと、生前ホリディが歌っていたパートを、アルトサックスのジャッキー・マクリーンが吹いているそうです。
- アーティスト: マル・ウォルドロン・フィーチャリング・ジャッキー・マクリーン,マル・ウォルドロン,ジャッキー・マクリーン,ジュリアン・ユーエル,アル・ドリアーズ
- 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
- 発売日: 1999/10/27
- メディア: CD
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メンバー:マル・ウォルトロン(p)、ジュリアン・ユーエル(b)、アル・ドリアース(ds)、ジャッキー・マクリーン(as)
曲目
1. レフト・アローン
2. キャット・ウォーク
3. 恋の味をご存知ないのね
4. マイナー・パルセーション
5. エアジン
6. ビリー・ホリデイを偲んで
全体がしっとりとして、実に良いアルバムです。ウィスキーのグラスでも傾けながら、聴きたい、そんな一枚です。
2枚目は、ジュニア・マンス・トリオ&エリック・アレキサンダーの「グル―ヴィン・ブルース」です。
このアルバムもいいですよ。ブルース好きには堪らないかもしれません。曲が進むにつれて、これぞブルースっていう感じで、ジュニア・マンスのピアノがさく裂していきます。
ジュニア・マンスは、キャノンボールやガレスピーらと共演を重ねてきたベテラン・ピアニストです。その彼の個性が遺憾なく発揮されているのではないでしょうか。
ゲストのエリック・アレキサンダーのテナー・サックスもグル―ヴィな雰囲気を出すのを引き立てています。
- アーティスト: ジュニア・マンス・トリオ&エリック・アレキサンダー,ジュニア・マンス,エリック・アレキサンダー,チップ・ジャクソン,アイドリース・ムハメッド
- 出版社/メーカー: M&I
- 発売日: 2002/08/21
- メディア: CD
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メンバー:ジュニア・マンス(p)、チップ・ジャクソン(b)、アィドリームス・ムハメッド(ds)、エリック・アレキサンダー(ts)
曲目
1. ナイト・トレイン
2. ブルーベリー・ヒル
3. ブルース・イン・ザ・クローゼット
4. ロンリー・アヴェニュー
5. ブルーン・ブギー
6. アイ・ガット・マイ・モジョ・ワーキン
7. オール・ブルース
8. バグズ・グルーヴ
9. アメリカ・ザ・ビューティフル