アメリカの企業家が学ぶ世界最強のプレゼン術

読書本の紹介です。ジェリー・ワイズマン著、持田直武・福山紫乃訳、「アメリカの企業家が学ぶ世界最強のプレゼン術」です。


人前で話す人が得意です、なんていう人は滅多にいるとは思えないが、人前で話す機会が多くなってきているのではないだろうか。


本書では、歴代の米大統領キング牧師など、名演説と呼ばれる演説を例に出し、人々を惹きつけるプレゼンテーションの技術、スタイル、戦略を詳細に分析しています。


また、プレゼンテーションについてのテクニックを、人前で話すときに態度、姿勢、目線、手ぶり、声の抑揚、しゃべり方のみならず、パワーポイントを使用としたときについても、どうしたら良いかを伝授しています。


アメリカの企業家が学ぶ世界最強のプレゼン術

アメリカの企業家が学ぶ世界最強のプレゼン術


著者は、米国において、数々のビジネスリーダーたちに20年間にわたり、プレゼンテーション・コーチをしてきた人物です。


読んでいて、なるほどと感心させられる部分が多々あります。


しかし、この本を読んだだけではダメで、やはり練習が必要だということです。


各章のタイトルを示しておきます。
●序文 パワー・プレゼンターへの道
●イントロダクション プレゼンテーションでIPOの価値が決まる
第1章 身ぶりは言葉より語る
第2章 聞き手に感情移入してもらうには
第3章 なぜ緊張してしまうのか
第4章 ストーリーを7つのステップで準備する
第5章 あなたもパワー・プレゼンターになれる カリスマ性はいらない
第6章 プレゼンテーションを心理的にコントロールする 緊張をほぐそう
第7章 ボディランゲージの活用法
第8章 話のリズムをコントロールする
第9章 名プレゼンターのテクニック
第10章 バラク・オバマから学ぶ
第11章 視覚のシンクロ効果
第12章 スライドを言葉でナビゲーションする
第13章 パワープレゼンテーション・ピラミッド
第14章 終わりに。最後は最初で締めくくる


一目で話す機会の多い方、中小企業診断士などの各種コンサルタントの方、セミナー講師を目指している方などは必見の書ではないだろうか。




話しは変るが、また書斎が本の山だらけになってきました。整理・整頓をしないと、妻の冷たい視線が・・・。


机の上も荒れ放題。


陽気が良くなってきたので、外に出てのんびりしたいところをグッと押さえて、書斎の片付けでもしますか。