図書館で借りるJAZZアルバム−その83−

図書館で借りたジャズCDアルバムの紹介です。


キース・ジャレット・トリオの「スタンダーズVol.2」です。


キース・ジャレットというと、ソロでインプロヴィゼーションプレイのイメージが強いが、これはベース、ドラムを従えたトリオでの演奏です。


しかし、この人のピアノのあの残響感の独特さは、何も変わることはありません。演奏しているときの、あの声も健在です。


トリオになっている分、聴き慣れていない人でもわかりやすい演奏になっているのではないでしょうか。


スタンダーズ Vol.2

スタンダーズ Vol.2


メンバー:キース・ジャレット(p)、ゲイリ―・ピーコック(b)、ジャック・ディジョネット(ds)


曲目
1. ソー・テンダー
2. ムーン・アンド・サンド
3. イン・ラヴ・イン・ヴェイン
4. ネヴァー・レット・ミー・ゴー
5. イフ・アイ・シュッド・ルーズ・ユー
6. アイ・フォール・イン・ラヴ・トゥー・イージリー




2枚目は、ザ・グレイト・ジャズ・トリオの「アット・ザ・ヴィレッジ・バンガード・アゲイン」です。


私の好きなトリオです。


このCDアルバムは、あのジャズ史上に残る名盤『ザ・グレイト・ジャズ・トリオ アット・ザ・ヴィレッジ・バンガード』に、未発表の音源があることが判明し、そのお蔵入りしていたものをアルバムにしたものだそうです。


私もレコードで、「アット・ザ・ヴィレッジ・バンガード」は持っています。


なにせ、ピアノのハンク・ジョーンズの軽快で粋な都会の雰囲気を感じさせる演奏が好き。それにトニー・ウィリアムスの熱いスティックさばきやロン・カーターの安定して、しっかりと演奏をサポートしているベースなど、大のお気に入りのトリオです。


ヴィレッジ・ヴァンガード・アゲイン (紙ジャケット仕様)

ヴィレッジ・ヴァンガード・アゲイン (紙ジャケット仕様)


曲目
1. ハイ・フライ
2. ソフィスティケイテッド・レディ
3. 朝日のようにさわやかに
4. ウェイヴ
5. マイ・ファニー・ヴァレンタイン


本当に、こんな良い演奏がお蔵入りしていたとは、ビックリ。これは、ファン必聴のアルバムです。