新書大賞2010

昨日、本屋さんで、「新書大賞2010」なるものを立ち読みしてきました。


表紙には、「いま最も読むべき46冊が決定」と書かれています。


この「新書大賞」とは、新書のプロたちが昨年刊行の新書から読んで面白かったもの、内容が優れているものに投票し、最高の1冊を決めよう!というものです。


今年は新書に造詣の深い書店員、各出版社の編集者や記者、書評家など総勢70名程が投票に参加したとのこと。本を捲り、選ばれた新書を見ていると自分が読んだものがなかなか出てこない。


やっと6位に香山リカさんの『しがみつかない生き方』(幻冬舎新書)が出てきました。
この本の選定理由などを読んでみると、やはり、この本は勝間和代さんへの反論本として評価を得ているようです。


だって、強烈でしたよね。発売された当時の「<勝間和代>を目指さない」という帯」は。


その後、香山リカさんと勝間和代さんはAERAで対談したり、その後その本が新書になって出たりと、この「しがみつかない生き方」の出版をきっかけに、いろいろと商業的にも活躍されているようです。


「新書大賞2010」の中には小飼弾さんが選ばれた新書についてのページもあったんですが、その中にはいくつか読んだ本がありました。


不思議ですね。本を選ぶときには、特にそんな順位なども気にせず、自分が読みたいからという理由で買ったているのに、このような順位をつけられたりすると、気になってしまうなんて。