診断報告会
先日、中小企業診断士のある研修カリキュラムで、製造業系企業の診断報告会がありました。
この診断は通常とは異なり、かなりの大人数で実施したもので、大きく3つのチーム担当を分け、診断・提案とその報告書作成を行うこととになりました。
まず、各チームで報告書を集めるのに苦労をしたようです。
私の属していたチームは生産管理系のチームで、エクスパートの集まりであったためであろうか、そんな苦労は感じませんでした。しかし、他のチームでは締切りを過ぎても出てこずに苦労していたようです。
各チームのリーダーに報告書は集約されてきます。
基本的には、Wordで作成された定型フォーマットに記載することになっているのですが、合体すると不具合が出てくることがあるし、そこからの修正は各チームのリーダの手腕にかかってきます。
また、ここから先はつまらないことかもしれませんが、書体や語尾の統一や、誤字脱字のチェックが続きます。とはいっても、お客様に提出する資料ですから、体裁も整える必要はあります。
こういうことをやると、一冊本が出来上がるまでに、どれだけの手がかかって、大変なんものなのかも理解できるようになると思います。
今回は、Wordで出力の時にグラフの中の文字が消えるというアクシデントが起こり、その部分は急遽PDFに差し替えて出力し、対応しました。
報告書の作成も最後の最後まで気が抜けませんが、肝心なのはクライアントさんへの報告です。
これも限られた時間で、エッセンスを伝えなくてはなりません。
何回やっても、始まるまでは緊張します。
自分のパートは2番目だったので、最初の方のパターンや時間の振り方などを参考に実施するころが出来ましたので、一応、今回は無事終了しました。
慣れないことをやったせいでしょうか、その日の夜から熱を出し2日間寝込んでしまいました。