読書本の紹介です。堀志磨生さん著の「儲けを生み出す工場の秘密。」です。
この著者は、社長です。産業用ロボットのシステムインテグレータとして1985年の株式会社ROSECCを設立しています。
この本では、中小企業でロボットを使うことのメリットを述べています。成功例として、新たな仕事を生み出した山間にある企業を実例として、紹介しています。
- 作者: 堀志磨生
- 出版社/メーカー: 幻冬舎メディアコンサルティング
- 発売日: 2009/11/01
- メディア: 単行本
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また、本業でもロボットを導入することで、自働化による効率化、スリム化が図れることも述べられています。
ロボットを導入することで、
■高付加価値商品が生まれる
■品質向上への意識が高まる
■生産性の向上が図れる
と述べています。
中小企業にロボット?と最初は思いましたが、人手の作業部分の人の代わりをやってくれるということならば、皆さんも導入してもいいじゃないかと思いませんか?
面白いのは、導入したときの費用面について、試算が出ている点とその費用的効果についても試算が出ています。これは、ここに書かれているロボット等の設備を導入した時の試算例として参考になると思います。
ロボット導入は、これからの中小企業に対する経営改善の一提案だと思います。
中小企業の製造業で、営業部隊の人は読んでみても決して損をするようなことは、ほとんどないと思われす。
メーカー勤務の営業の方や製造現場で勤務している人に読んで頂きたい本です。