図書館で借りるJAZZアルバム−その37−

図書館で借りてきたジャズCDアルバムを紹介します。


1枚目はジョージ・ケイブルズ・トリオの「アランフェスの恋人」です。
ジョージ・ケイブルズ(p)、ビクター・ルイス(ds)、ジョージ・ムラーツ(b)のピアノトリオです。ピアノのジョージ・ケイブルズはポストビル・エバンスと言われているようで、1曲目の「IT COULD HAPPEN TO YOU」を聴いた時には、ビル・エバンスのタッチに近いものを感じました。
黒いオルフェ」や「思い出の夏」など日本でも人気の曲を取り上げ、ていねいに仕上げられた聴きやすいアルバムです。


SENORITA DE ARANJUEZ

SENORITA DE ARANJUEZ



2枚目は、2000年3月に発売された、ジェシ・ヴァン・ルーラーの「ヨーロピアン・クインテット」です。
ジェシ・ヴァン・ルーラーのデビュー作だそうです。この人、オランダ生まれとのこ彼は95年の“セロニアス・モンクコンペティション”のギター部門で優勝し、当時審査員を務めたジム・ホールパット・メセニージョン・スコフィールドらから賞賛された注目のギタリストらしいです。
非常に躍動感のあるギター・プレイです。聴いていて気持ちい良いです。
ヨーロピアン・ジャズって、なんか垢抜けているんですよね。バックもそつなくサポートしており、洗練されたアルバムになっています。

ヨーロピアン・クインテット

ヨーロピアン・クインテット

  • アーティスト: ジェシ・ヴァン・ルーラー,ニコラス・サイス,ジュリアン・ジョセフ,ピーター・ウェニガー,マーク・モンデサー
  • 出版社/メーカー: マーキュリー・ミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2000/03/25
  • メディア: CD
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