昨日、妻と「沈まぬ太陽」の試写会に有楽町の東京国際フォーラムに行ってきました。
舞台挨拶があったので、二階席からでしたが生で役者さん達を見ることができました。
主演の渡辺謙さんは、米国で映画の撮影中といことで、ロスからの衛星中継での参加で、三浦友和、松雪泰子、鈴木京香、石坂浩二と若松節朗監督が舞台に登壇されていました。
生で鈴木京香さんが見ることができたので感激！この挨拶も約30分あり、なかなかのボリュームでした。
この作品、原作は山崎豊子さんです。山崎さん原作の「不毛地帯」は今度テレビドラマ化されるし、なにか続く時は続きますね。これって、シンクロニシティなんでしょうか。
内容は、見てのお楽しみですが、娯楽作品というよりはシリアスな作品です。
宣伝では、次のような一節が掲げられています。
「巨大組織の中で翻弄されながらも、強い信念と不屈の精神をもって、どんな過酷な状況も克服していく男、恩地 元。『沈まぬ太陽』は、その生き方を通して、人間の尊厳と、飽くなき闘志と再生を描く、壮大なる人間の叙事詩である。」
上映時間も3時間22分と超大作で途中10分間の休憩がありました。
見終わると確かに壮大な叙事詩が描かれていました。
多分、この映画の中だけでは描かれないいろいろな機微が原作には描かれているんだろうなと感じながら帰路につきました。
良い映画でした。10月24日からロードショーということです。ご覧になってください。
